この記事を書いた人:SEKAIAディレクター / 万出 恵
「就職活動でアピールできる強みが欲しい」「将来はグローバルに活躍したいけれど、今の自分には何もない」
そんな不安を抱える大学生の皆さんにとって、IBP留学(ビジネス留学)のシアトルコースは、人生の分岐点となる可能性を秘めています。
特にマイクロソフトやアマゾンが本社を構えるシアトルでのインターンシップは、単なる職業体験ではありません。今回は、2026年2月に現地を視察した最新のレポートをもとに、IBP留学で得られる「本物のビジネス経験」と「人脈」について解説します。
シアトルのインターンで出会える企業経営者
結論から言うと、マイクロソフト日本法人の立ち上げを担った「レジェンド級」の日本人経営者をはじめ、世界で勝負するビジネスパーソンと直接関わるチャンスがあります。
IBP留学の最大の価値は、語学学校では決して出会えない「ビジネスの最前線にいる人々」との接点です。
2026年2月、弊社代表の曽根がシアトルに出張し、IBPインターン生の受け入れ先企業であるEnCompass(エンコンパス)代表の松本康樹さんと会談を行いました。松本さんは、まさに「世界で働く」を体現している方です。

IBP生を受け入れる松本康樹氏のキャリア
IBP生を受け入れる松本康樹氏のキャリア:日米ビジネス40年の軌跡
松本さんは、現在のIBP生が目指すべき「グローバルキャリア」の先駆者とも言える存在です。その経歴は単なる成功譚にとどまらず、日米ビジネスの歴史そのものです。
1. 学生時代:1ドル360円の時代に渡米
松本さんの原点は、まだ海外渡航が一般的ではなかった時代にあります。三重県の雑穀問屋に生まれ、家業を手伝いながら育った彼は、大学在学中に国際交流プログラムでアメリカを訪問。ボストン滞在中にコンピューターサイエンス(CS)と出会い、その将来性を直感しました。その後、ポートランド州立大学大学院へ留学。為替が1ドル360円という厳しい環境下でアルバイトを重ねながら修士課程を修了し、「技術力」と「実務感覚」の両方を身につけました。
2. マイクロソフト時代:日本法人立ち上げの立役者
1982年、米国マイクロソフト本社に入社。COBOLシステムエンジニアとして勤務しながら、ビル・ゲイツ氏の意向を受け、マイクロソフト日本法人の立ち上げプロジェクトに参画しました。
当時は外資系企業が日本に開発拠点を置くこと自体が異例でしたが、松本さんはオフィスの設立から銀行口座の開設、人材採用、開発部門の設置までを短期間で実行。現在の日本マイクロソフトの基盤を作った中心人物の一人です。
3. 起業家として:ソフトウェアの「日本語化」ビジネス
マイクロソフト退職後は、DBCテクノロジー社を設立。当時の日本市場では海外ソフトウェアがそのままでは普及しにくいという課題に対し、単なる翻訳ではない「日本語化ビジネス」を展開しました。
マニュアルの整備や販売チャネルの構築、日本市場向けの仕様変更までを一貫して手がけ、コンパック(Compaq)の日本進出支援など、日本のPC市場の転換期に深く関与しました。
現在(EnCompass):日米をつなぐ事業開発
1995年にEnCompassグループを設立して以降は、ベンチャーキャピタル(VC)モデルを進化させ、投資だけでなく事業開発まで伴走するスタイルを確立しています。
2021年にはEnCompass Japan株式会社を設立し、IT分野だけでなく、日本の伝統工芸品(漆器など)や地域産品の米国展開も支援。「シアトルをテストマーケット」と位置づけ、実地での販売・交渉を重ねる泥臭い実務アプローチを続けています。
シアトル現地IBP生の活用の雰囲気
シアトル現地のIBP生は非常に意欲的で、自らのキャリアを切り拓くエネルギーに満ちあふれています。
2026年2月のシアトル視察時、代表の曽根はワシントン大学(UW)に通う現地のIBP生とも交流会を行いました。
現場からのレポート
交流会に参加した学生たちの様子は、日本で就活に悩んでいる姿とは違いイキイキとしていました。
- 姿勢の変化: 受動的に授業を受けるのではなく、「自分は何を得たいか」を明確に持っている。
- 実務への意識: 語学力向上はあくまで手段とし、その先のインターンシップや現地企業とのネットワーキングに注力している。
彼らは、松本さんのような現地ビジネスパーソンから「仕事の厳しさ」と「面白さ」の両方を学び、帰国後のキャリア(外資系企業、総合商社、起業など)に向けて着実な準備を進めています。
IBP留学のインターンは「お客様扱い」ではない
IBPのインターンシップは「お客様扱い」の見学ではなく、企業の利益に貢献する実務経験です。
一般的な語学留学のオプションにある「職業体験」とは異なり、IBPでは、現地企業のプロジェクトに入り込むことが求められます。

具体的な業務内容の例(EnCompass等の場合)
- 市場調査: 日本の製品をアメリカで売るための競合リサーチ。
- マーケティング: 現地消費者に響くプロモーション戦略の立案。
- 営業支援: 展示会でのブース対応や、バイヤーとの交渉サポート。
例えば、松本さんが手がける「日本の伝統工芸品の米国展開」であれば、単に英語を使うだけでなく、「どうすればアメリカ人にこの商品の価値が伝わるか?」というビジネスの問いに向き合うことになります。
求められるスキル
これらを遂行するためには、以下の要素が不可欠です。
- ビジネスマナー: 日米のビジネス習慣の違いを理解し、適切に振る舞う力。
- 主体性: 指示を待つのではなく、自ら課題を見つけて提案する姿勢。
- レジリエンス: 異文化環境での困難を乗り越える精神力。
まとめ:シアトルで「自分の可能性」を証明しよう
IBP留学におけるシアトルでのインターンシップは、教室の中だけでは完結しません。
松本康樹さんのように、40年以上も日米の架け橋として活躍し続けるプロフェッショナルと同じ空気を吸い、彼らの視座に触れることは、あなたのキャリア観を根本から変える経験になるでしょう。
「英語ができるようになりたい」だけでなく、「英語を使って、世界で何ができるかを知りたい」という方は、ぜひ一度IBP留学のカウンセリングで詳しい話を聞いてみてください。
SEKAIA株式会社(SEKAIA Inc.)について
1989年創業、35年以上の実績を持つ留学・海外研修の企画運営企業です。2025年11月1日に「株式会社ICCコンサルタンツ」より社名を変更いたしました。
【主要プログラム】
- 大学・大学院進学: オーストラリア大学出願センター運営、マレーシア大学進学など。
- 高校留学: オーストラリア・ニュージーランド・カナダへの正規高校留学。
- IBPビジネス留学: ワシントン大学、サンフランシスコ州立大学、グリフィス大学、ウエストミンスター大学などと提携した、1年間のビジネス留学プログラム。
- AIP(エアライン留学): 航空業界を目指すための専門留学プログラム。
- 海外から日本への留学: 日本でのキャリア構築の為、海外学生・社会人向けに「Internship in Japan」を運営。
【認定・加盟】 JAOS(海外留学協議会)正会員 / 東京都知事登録旅行業第2-8694号