コース:サンフランシスコ州立大学
キャリア:大学生
留学期間:2024年〜2025年 インターン先:Stanford University
IBPビジネス留学を選んだ理由を教えてください。
大学でのプログラム修了後にOPT (Optional Practical Training)に切り替えられるため、ただ大学に通うだけではなくてより長く自分の力を試せると思ったから。4月に申込みができて、その年の8月にすぐアメリカに飛べるというのも魅力的でした。
留学先を選択した理由を教えてください。
世界を動かしている企業の大部分がこの地域に集まっていて、そこには世界中から優秀な人たちが集まるだろうと思い、ここで自分の力がどれだけ通用するのかを知りたかったからです。
留学の目標は何でしたか?
ハッカソンやピッチイベントに出ること。ブレインテック分野とベンチャーキャピタル、エンジェル投資家の人たちとの人脈を広げることです。
留学前はどんな準備をしましたか?
英語の話せる友達の家に押しかけて1ヶ月くらいその人の家に住んで英語を話して過ごしました。
研修地に到着した時の街の印象はどうでしたか?
東京みたいなものを想像していたのですが、もっと横に広いイメージでアメリカを感じました。
学部授業では何を履修しましたか?理由も教えてください。
以下のような授業を履修しました。カリキュラムがある程度決まっていたので、それに従って履修しました。
- IBUS 330 — International Business & Multicultural Relations
- IBUS 590 — International Environmental Analysis
- IBUS 659 — Introduction to International Business Negotiation
- IBUS 690 — Global Strategic Management
- LR 517 — Legal Environment of World Business
- IBUS 592 — Doing Business in Greater China
- IBUS 620 — Research in IBUS & Global Marketing
- IBUS 566 — Careers in International Business
授業の内容、クラスの人数、国籍などわかる範囲で教えてください。
- IBUS 330 — IBUS & Multicultural Relations
オンラインのコース、700名ほどが履修していました。 - IBUS 590 — International Environmental Analysis
ビジネス活動における環境への影響を特定の事例を用いて議論するクラスでした。毎回ランダムな数人でそれを話し合って、講義の最後に発表をします。20 人ほど、アメリカ人がメインで留学生はそれほどいませんでした。 - IBUS 659 — Introduction to International Business Negotiation
ビジネスの場における様々なネゴシエーションを教えてもらえるクラス。給料の交渉、企業の売買の交渉など、ビジネスで使う交渉をどのようにアメリカでは成功させるのかを教えてもらいました。20人ほど、留学生がメインで日本、フィリピン、フランス、ドイツ等です。 - IBUS 690 — Global Strategic Management
ある企業などを評価する時にどのような指標で評価が行われるのかを具体的な指標ツールを用いて分析をするクラス。毎週ある企業についてを調査をし、その企業を指定の分析方法に基づいて評価し、それを授業で発表しました。15 人ほど、留学生メイン、日本、韓国、フランスなどでした。 - LR 517 — Legal Environment of World Business
ビジネスにおける法律を学ぶクラス。サプライチェーンを世界中に持っている企業の場合、どの国のどの法律に従うのか、そしてそれを守ることがどれだけ企業によく作用するのかを具体的な過去の事例をもとに講義してもらい、その後グループでの議論、発表がありました。25 人程度、アメリカ人がほとんど。 - IBUS 592 — Doing Business in Greater China
中国の文化や法律などから、中国でビジネスを進めていくときのポイントを教わるクラスでした。20 人程度、中華系の人が多めな感覚がありましたがアメリカ人もいました。 - IBUS 566 — Careers in International Business
アメリカで就職活動などをするときにどのような戦略で進めていくべきなのか、Resume の書き方や LinkedIn の作り方なども含めて、実践的なことを学ぶクラスでした。15 人程度、留学生中心でした。
特に興味を持って取り組んだ授業とその感想を教えてください。
IBUS 659 — Introduction to International Business Negotiation
ダントツで面白かったです。私はスタートアップの経験があるのでビジネスの基本的な知識は既にあり、他の授業は知っているなと感じるものが多かったのですが、この授業はアメリカだからこそ必要なスキルで、かつ今後アメリカで生きていく上でとても重要なスキルを身に付かせてくれたと感じます。講師が現役のApple社員で、あるプロジェクトのVPを務めている人だということもあり、講義の内容はとても現実味があり、本当に使えることを教えてくれているのだと感じられてよかったです。そしてほぼ毎回英語で実際に交渉をしていくというのがとても難しく、だからこそ練習になりとてもよかったです。中間試験はこの先生に学生が給料の交渉を行うというものでした。
今AIがある時代に、知識よりも人と人の交渉という面で、個人的には数倍大事に感じることを学べたと思います。
IBPグローバルビジネスプラクティスはいかがでしたか?印象に残っている内容と感想を教えてください。
LinkedInの使い方から、実際にリーチアウトして、つながりを駆使して自分の欲しいものを取りにいくということが学べとても良かったです。何よりも僕らに足りないのはアメリカでの人脈だと感じるため、GBP講師のHajさんのような現地で活躍するプロフェッショナルと最初から繋がりを持てたというのは本当に価値のあることでスタートダッシュを上手くできた要因だったと思います。
留学中に参加した課外活動はありますか?
ハッカソンの参加、スタートアップピッチ、ミートアップの参加、カンファレンスのボランティア、CESなどの世界規模のイベントに参加しました。
大学で知り合った友達より、こういった活動の中で知り合った友達の方が多い気がします。
課外活動から得たものは何ですか?
自分がアメリカでも十分に勝負できる人間なのだなと感じることができました。

あなたのインターンシップについて教えてください。
スタンフォード大学のせん妄という症状を扱うラボでの仕事を獲得しました。
EEGデータのノイズ除去システムの開発、ラボのメンバーが使う脳波のスコアリングアプリの開発、700人規模の800,000 CpG サイト から、メチル化の相関係数をweb上で検索できるwebアプリケーションの開発、新規EEGデバイスの性能評価、臨床メンバーがデータ取得時に用いる同意書のwebアプリケーション化などの業務を行いました。
私はOPTで終わらせずに、ここからアメリカの大学院へ進みたかったので、推薦状をもらうためにもフルタイムで雇用してもらいました。
インターンシップ先はどのように見つけましたか?
あるイベントに参加したところ初対面のおじさんが僕のことを気に入ってくれ、彼からエンジェル投資家の人を紹介してもらいました。その人にも気に入ってもらい、その人から他のVCの人を紹介してもらい、またその人がある企業のEEGデバイスを開発している人を紹介してくれて、その人が今働いているラボの教授を紹介してくれました。
そしてそのラボの教授に提案書を作って説明をして、自分を雇った方がいいということを交渉し、認めてもらい、その次の週からラボで働けることになりました。
インターンシップで得たもの、苦労したこと、そこから学べたことを教えてください。
今まではどちらかというと自分でビジネスを立てて指示をしたり自分でやっていったりすることが多かったのですが、現在はこのラボの教授のもとで働いているため、働き手側の気持ちがなんとなくわかってとてもよかったです。だからこそモチベーションの保ち方や自分ではコントロールできないことへの憤りなどは苦労することがあります。けれどそれは将来自分がまた経営に携わる時に、働いてくれる人のことをより理解できると思うため、この経験はよかったと思います。
インターンシップ企業の職場環境を教えてください。
みんな優しいです。また日本に比べて、ゆるく感じることがあります笑。これはラボの教授の性格だとは思いますが、タスクを期日までに出せるのなら別にその間に散歩していようがコーヒーを飲んでゆっくりしていようが関係ないというスタンスなので、自分に合っていてすごく気に入っています。
日本と現地のSEKAIAオフィスの対応について、感想を聞かせてください。
プログラムの運営をサポートしてくださった担当のSEKAIA磯部さんには様々な書類などの対応でお世話になり、自分一人だったら到底やりきれなかっただろうなと思うため、とても感謝しています。
また、IBPディレクターのSEKAIA万出さんは何度かアメリカに訪れて僕らの生活や授業のことを気にかけてくださったので、安心して留学期間を過ごすことができました。
そしてGBP講師であり現地IBP生メンターでもあるHajさんは、インターンの探し方だけでなく現地でのネットワーキングも含めてサポートしてくださいました。留学最初から今に至るまでとても真摯に話を聞いてくださり、時には彼の人脈から人を繋げていただくなど様々な場面で助けていただきました。
これからのキャリアにIBPの経験がどうプラスになりましたか?
このIBPのおかげでアメリカに来るきっかけを掴み、そこから今ではアメリカへの定住まで繋げられそうなところまでくることができました。またIBPの期間中に多くの場に出て自分の力を試すことができたため、今は相手がアメリカ人なのかなど関係なく対等に話すことができているなと感じています。
留学をふりかえり、ご自身にどのような変化がありましたか?成長したと思うところがあれば、その理由も教えてください。
自分のやっていることによりいっそう自信が持てました。
留学前でも多くの活動をしたりビジネスを自分で始めていたりなどしていたものの、結局世界で戦えるのか、自分のやっていることはこの世界の歴史の流れの先にいけているのかなどが完全に信用できていませんでした。そこからこの留学を通して多くを経験し、挫折し、時には他のことに手を出したりしながらも進んだ結果、結局今までやってきたブレインテックが好きで楽しいからやりたいんだなと気づけました。だからこそ今やっていることに自信が持てたと思います。
留学中、一番の出会いは何ですか?
StarryというPepsiの飲み物が人生で飲んだジュースの中で一番美味しいです。ほぼ毎日飲んでいます!
留学中、苦労したことは何ですか?
英語。 私は20歳になるまでそもそも海外に行ったこともなく、高校の時も英語でクラス最下位だったので普通に苦労しました。そもそも思考回路が文化として違うことを感じるし、心から何か違うと思います。これに関しては一生かけても彼らの思考になることはないのだろうと思うから、逆に彼らに私の思考回路を羨ましく思わせるような英語を話してやりたいなと今は思っています。
今後の目標、ビジョンなどを教えてください。
時価総額世界一の企業を作ってそのお金でおばあちゃんちをリフォームしたいです。
IBP留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。
全ては自分次第だと思うので頑張ってください。