コース:サンウェイ大学教養コース
キャリア:大学生
留学期間:2025年6月~2026年3月 インターン先:化学品専門商社
IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。
将来、海外で働くことも選択肢に入れたいと考えていたため、大学の授業だけではなく現地で長期インターンに取り組める点に魅力を感じて選びました。
留学先を選択した理由を教えてください。
将来は日本の成長に貢献できる人材になりたいという強い想いがあり、現在進行形で急成長しているマレーシアで学びたいと決意しました。中学生の頃、家族でシンガポールを旅行したことがあったので隣国のマレーシアはイメージしやすく、多民族国家で文化の多様性もある点も魅力的で決め手の一つになりました。
留学の目標は何でしたか?
- 実用的な英語を習得すること
- 海外について実践的に理解を深め、グローバルな視座を身に着けること
- 難しい課題にも積極的に挑戦して自分自身を成長させること
留学前はどんな準備をしましたか?
申し込みに必要なIELTSのスコア取得に向けて、参考書で英語を勉強しました。また、留学生と一緒に暮らせる大学の寮に一年間入居して、共同生活に身体を慣らしました。
研修地に到着した時の街の印象はどうでしたか?
到着した時は、とにかく蒸し暑くて驚きました。大学の敷地に巨大なショッピングモールとテーマパークが隣接していて、都会で発展している印象を受けました。

学部授業では何を履修しましたか?理由も教えてください。
英語とビジネスの両方の力を伸ばすことを目標に履修登録を行いました。英語に関しては、スピーキングとライティングのクラスを受講しました。ビジネス面では日本で学んでいたミクロ経済学・統計学、加えてマーケティング、会計学の授業を履修しました。
授業の内容、クラスの人数、国籍などわかる範囲で教えてください。
- Public Speaking and presentation skills
個人やグループでプレゼンを行い、人前で話す力・伝える力を磨く授業。最終課題では30分の映画を作るグループ課題に取り組みました。 - Critical and Creative Writing
文章の書き方について学ぶ授業で、前半は論文のようなアカデミックライティングの書き方について、後半はフィクションストーリーの読解や創作について学びました。 - Statistics with SPSS
統計ソフトのSPSSを使ってデータの分析手法に学ぶ授業。毎朝授業があり、月・水・金は数学や統計学の座学、火・木はコンピューター室での実習に取り組みました。 - Marketing/Accounting/Microeconomics
マーケティング・会計・ミクロ経済学の授業。人数が比較的多いため座学中心でしたが、グループでのプレゼン発表課題もありました。
授業の人数は20名程度、受講者が少ない授業だと10名前後でした。国籍はマレーシア、ミャンマー、韓国、ドバイ、中国と様々でしたが、私の周りはミャンマーの学生が多かったように思います。
特に興味を持って取り組んだ授業とその感想を教えてください。
Critical and Creative Writing
将来、英語で学術的な論文を書きたいと思って受講した授業です。毎週全く違うジャンルの論文や物語が課題として与えられて、書くだけではなく読む力や内容について討論する力も鍛えられる授業でした。先生が非常に博識な方で、課題に関係なく最近のニュースについての議論を急に授業で始めることもあり、自分の知識の幅が広がりました。
IBPグローバルビジネスプラクティスはいかがでしたか?印象に残っている内容と感想を教えてください。
Sunway Business Schoolの渡辺先生の授業が印象に残っています。リーダーシップの種類や世界の企業と比べた日本の独自性などについて教えていただき、今までに全くない視点に衝撃を受けました。
留学中に参加した課外活動はありますか?
私はマレーシアでどんな日本人が活躍しているのかに興味があったので、日本人の集まりに積極的に参加しました。LinkedInやマイナビの就活対策イベントや、母校の同窓会のマレーシア支部など、調べてみると意外と多くの機会がありました。
課外活動から得たものは何ですか?
正規留学や交換留学を通して頑張っている大学生の友達が出来て、お互いの授業のことからマレーシアのおすすめスポットまで様々な情報を共有できました。また、海外で活躍されている大学の大先輩にお話を伺ったり、ご厚意で現地の工場や会社を見学させていただいたりと貴重な経験をさせていただき、留学に来た価値を改めて実感しました。
あなたのインターンシップについて教えてください。
日系の化学品専門商社のマレーシア支部でインターンさせていただきました。業務は主に商材の調査や新規顧客候補のリストアップ、ミーティングの出席、営業メールの作成などでした。
インターンシップ先はどのように見つけましたか?
SEKAIAから9月頃に会社見学会を企画していただき、そこで初めて知りました。既にIBPの学生を何人か受け入れていて、近隣諸国への出張があり仕事の幅が広い点に興味を惹かれ、すぐに決めました。
インターンシップで得たもの、苦労したこと、そこから学べたことを教えてください。
商材のリサーチやメールの作成、会議の進行まで本当に幅広い業務を任せていただきました。最初は失敗ばかりでしたが、フィードバックをいただきながら何度も挑戦するうちに実用的なビジネススキルが大きく向上しました。業務を通して、顧客の目線に立って行動することの大切さを教えていただきました。
インターンシップ企業の職場環境を教えてください。
職場には日本人の社員が3名と、ローカルの社員が4名。社員の皆さんはとても親切で、困ったときは何でも質問できるような和気あいあいとした雰囲気でした。特に新入社員のStephanieさんは年も近く、仕事終わりに一緒にカフェに行くこともありました。
日本と現地のSEKAIAオフィスの対応について、感想を聞かせてください。
現地オフィスのMakiさんには何度もお世話になりました。寮でトラブルがあった際にも、連絡するとすぐに対応していただけて助かりました。
これからのキャリアにIBPの経験がどうプラスになりそうですか?また、就職活動ではインターンシップや課外活動などをどのようにアピールできそうですか?
留学経験を通して自分の得意・不得意や大事にしている価値観が明確になり、それが結果的に就活の自己分析に活きました。私は英語を使う場面や海外に行く機会が少ない企業を選びましたが、留学を含め様々なことに挑戦してきた経験は評価されたと感じています。
留学をふりかえり、ご自身にどのような変化がありましたか?成長したと思うところがあれば、その理由も教えてください。
計画力と対応力が伸びたと思います。海外では毎日が初めての経験の連続なので、常に何が起こるか予想する必要がありました。前もって授業資料に目を通したり、日常生活においても交通手段を何通りか考えておいたり、準備を大事にするようになったと思います。それでも予期せぬトラブルは起こるため、その場の状況に合わせて柔軟に動く「対応力」も同時に鍛えられました。
特に10日間で近隣諸国をバックパック旅行した時は、綿密な計画を立てて上手くいった部分もあれば、インターネットでは情報が得られず現地の人を頼りながら何とか観光した場所もありました。旅行から帰って来た時は留学前の自分だったら到底できなかっただろうな、と自分の成長を実感しました。

留学中、一番の出会いは何ですか?
同じIBP同期との出会いです。同じマレーシア留学でも皆違う目的や価値観を持っていて、留学生活が何倍も充実したものになりました。留学の色んな場面でお互いに頼りあった仲間なので、帰国後も定期的に会おうと約束しています。
留学中、苦労したことは何ですか?
英語力以上に、異なる文化や価値観を持つ人と信頼関係を築くことに苦労しました。留学前は「英語を話せるか」が一番の不安でしたが、実際には国籍や年齢、文化、宗教の違いによって、相手との距離を縮めることの難しさを何度も感じました。マレーシアでは英語を第二言語として話す学生が多く、お互いに完璧な英語ではないからこそ、言葉だけに頼らず、相手の考え方や背景を理解しようとする姿勢が大切だと実感しました。スポーツや共通の趣味をきっかけに交流を深めたり、マレー語やビルマ語を教えてもらったりする中で、少しずつ信頼関係を築くことができました。

今後の目標、ビジョンなどを教えてください。
卒業後は日系IT企業に入社予定です。システム構築を通じて顧客の課題解決に真摯に向き合える点と、その業務においてチームをまとめてきた経験が活かせる点に魅力を感じ、IT業界に興味を持ちました。留学を通して肌で感じた日本の強みと弱みに対して粘り強くアプローチしていきたいと思います。
IBPビジネス留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。
留学は語学の習得だけでなく、全く異なる文化や価値観に触れ、自分自身を深く知る最高のチャンスです。留学では英語力以上に、自分がどんな環境で力を発揮できるのか、何を大切にしたいのかを知ることができました。もちろん失敗や言葉の壁にぶつかることもありますが、そこでの試行錯誤が大きな成長に繋がりました。不安な気持ちもあるかもしれませんが、ぜひ勇気を出して、沢山の新しい経験に飛び込んでみてください!