コース:サンウェイ大学教養コース
キャリア:大学生
留学期間:2025年6月〜2026年3月 インターン先:Bee Informatica SDN. BHD.
IBPビジネス留学を選んだ理由を教えてください。
これまでとは異なる環境に強制的に身を置くことで、自分が本当に大切にしたい人生観を明確にしたいと考えたため。また、大学の授業に加えてインターンシップを経験できる点にも魅力を感じた。
留学先を選択した理由を教えてください。
南・東南アジア特有の、良い意味でカオスなカルチャーがもともと好きであり、自分を解放できると感じた。また、三民族がどのように共生しているのかを実生活を通して学びたいと考えた。さらに、宗教にも関心があり、宗教に根ざした生活や文化を体験したいと思った。
留学の目標は何でしたか?
- 多くの価値観・考え方に触れること
- インターナショナルな環境でのコミュニケーション力、想像力を鍛えること
- キャリアの軸をアップデートすること
留学前はどんな準備をしましたか?
- IELTSやTOEICを受験し、英語学習の目的を明確にした
- 日本でできること(ゼミ、サークル、インターン、アルバイト)に全力で取り組んだ
研修地に到着した時の街の印象はどうでしたか?
- 想像以上に発展している街であると感じた
- 道路の交通状況は非常にカオスであった
- 気候は暖かく、非常に過ごしやすかった
- 人々の服装やメイクがラフであり、自分自身も自由な気持ちになれた

学部授業では何を履修しましたか?理由も教えてください。
World Religions
マレーシアにはヒンドゥー教や仏教の寺院、イスラム教のモスクなど、多様な宗教施設が存在し、それらが隣接していることもある。そのような多宗教が共生する環境に身を置く以上、実体験と結びつけて学ぶべきであると考え履修した。
Public Speaking/Critical Writing
英語でのロジカルシンキングを身に着けたかったから。大量の英語を読み書きする能力を鍛えたかったから。
Community Service
ローカルの人々の生活を実際に見てみたいと考えたため。また、それだけではなく、ローカルの人々と話して、何かを協力して行うという活動をしてみたかった。外国に来たからには、自分が外者としてただ社会を眺めるだけで終わりにしたくなかった。
Marketing/Advertising
ビジネスに関することを体系的に学びたかったから。
授業の内容、クラスの人数、国籍などわかる範囲で教えてください。
World religions
倫理、社会制度、儀式、感情など多角的に宗教というものを分析。実際にモスクや寺院を訪れながら、理解を深めることができた。モスクには日本人ガイドがいるところもある。
Public Speaking/Critical Writing
海外の大学の基準でのプレゼンテーションスキルや、論理的に考え文章を書く力を鍛えるトレーニングを行った。授業ではディスカッションや発表が多く、自分の意見を英語で整理して伝える力を実践的に学ぶことができた。
Community Servic
サンウェイが提携している大型アパートメントでのボランティア企画・実施。
Marketing/Advertising
マーケティング、広告についての基礎知識を学ぶ。
各々
クラスの人数:20人前後
国籍:マレーシア、ミャンマー、中国、日本、ネパール、韓国、トルクメニスタン、南アフリカ、トルコなど

特に興味を持って取り組んだ授業とその感想を教えてください。
World Religions
主要宗教から小規模な宗教まで体系的に学ぶことができた。宗教には哲学的要素も多く含まれており、授業ではディスカッションを通じて多様な意見に触れる機会が多かった。唯一の正解が存在しない問いに対して思考し続ける経験と、宗教的枠組みの中で一定の答えを導く経験の双方ができた点は非常に有意義だった。
IBPビジネスプラクティスはいかがでしたか?印象に残っている内容と感想を教えてください。
オタフクでのハラルセミナーが特に印象に残っている。日本企業がどのようにマレーシア市場向けに商品を開発・販売しているのかを、現場見学を通して学ぶことができた。ローカライズの難しさとそれを乗り越える工夫を実感できた点で、非常に貴重な経験だった。
留学中に参加した課外活動(サークルやアクティビティ、ミートアップ等)はありますか?
IBP留学同期が企画したボランティアや、講演会への参加。日本の大学の卒業生グループが行うイベントへの参加。

インターンシップ先はどのように見つけましたか?
IBPのプログラムの一環で、その企業とのプロジェクトに参加したのがきっかけ。
インターンシップ中の具体的業務内容を教えてください。
SME(中小企業)向けの金融サービスを提供する会社でインターンを行う。「カスタマー・サティスファクション」という業務を任せられた。主に中小企業の経営者を支援するためのコミュニティづくりやマーケティング活動を行った。具体的には、
- 中小企業オーナーへのインタビュー(ビジネスストーリーの取材)
- ウェビナーやイベントの企画・運営
- 顧客コミュニティ(Facebookグループなど)の運営
- 顧客への感謝ギフトの企画や発送
を行った。
インターンシップで得たもの、苦労したこと、そこから学べたことを教えてください。
ローカル中小企業オーナーへのインタビュー。1月から3月は宗教的なイベントシーズンと重なり、オーナーの方々も忙しく、アポ取りに難航した。色々工夫をしたり、マレーシア人の同僚に手伝ってもらいながらなんとかインタビューが実施できたときは嬉しかった。
そこでは、多くの経営者が、資金繰りや人材、成長の壁など様々な課題を抱えながらも、自分のビジネスを続けていること、またローンをどのように活用し、会社の成長につながったかなどを聞くことができた。そうしたリアルなストーリーを聞く中で、ビジネスは単なる数字ではなく、人の挑戦や人生と深く結びついているものだと感じた。この経験を通して、ビジネスの現場を見る視点や、異なる文化の中でコミュニケーションする力を身につけることができたと思う。

インターンシップ企業の職場環境(他従業員について等)を教えてください。
Bangsarというオフィスエリアにある、高層ビルのシェアオフィス。マレーシア人(マレー系、中華系、インド系)、インド人が働いている。私以外にも、ローカルのインターンも1~2人いた。CEOは日本人だが、従業員はほぼローカルの人々。仕事以外の場面でも、ランチや社内イベントを通して、頻繁に交流した。


日本と現地のSEKAIAオフィスの対応について、感想を聞かせてください。
現地スタッフのMakiさんにはお世話になった。困ったことがあった時には、迅速に対応してくださった。マレーシアでの生活が長い方だったので、経験談も交えたアドバイスをくださってとても助かった。
これからのキャリアにIBPの経験がどうプラスになりましたか?
海外で働く、英語を使って働く、という条件の優先順位が変化した。私が本当にしたいことは、英語を使うことではなく、将来的に英語を一つの手段として、人や組織の可能性を発揮させる、自分がそれを促すコネクターになることだと気づいた。
留学をふりかえり、ご自身にどのような変化がありましたか?成長したと思うところがあれば、その理由も教えてください。
これまでのキャリアの見通しにはなかった、自分で何かコミュニティや会社を立ち上げることへの興味、挑戦意欲が湧いた。サンウェイには学生でありながら小さな会社を立ち上げる人がいて、たくさんの刺激を受けた。また、日本人女性CEOの元で働いた経験や、インターン業務で多くの中小企業オーナーと交流した経験も刺激となった。
留学中、一番の出会いは何ですか?
IBP留学の同期メンバー。日本各地でそれぞれの興味関心分野で頑張っているメンバーに出会えた。困ったときは助け合い、協力し合った。また、日本での経験、マレーシアでの経験を踏まえて様々な話題について議論した。これまでの経験や、マレーシアでの価値観の変化・面白かった出来事、将来何をしたいか、時にはよる日付が回るまで語り合った日もあった。
留学中、苦労したことは何ですか?
英語の聞き取り。アクセントが強く、速い英語に慣れるのには時間がかかった。とにかく聞いて慣れるしかない。
今後の目標、ビジョンなどを教えてください。
留学中は大学で宗教や社会について学ぶと同時に、中小企業向けの金融サービスを提供する会社でインターンを経験した。インターンでは、実際の中小企業の経営者にインタビューをしたり、ビジネスオーナー同士がつながるコミュニティづくりを行った。そこで感じたのは、多くの人が挑戦する意思を持っている一方で、情報や機会、ネットワークが不足していることで、その可能性が十分に発揮されていないという現実だった。
この経験から私は、「人や組織の可能性を最大限発揮させる仕組みを作る仕事がしたい」と強く思うようになった。個人と企業、あるいはサービスをつなぎ、新しい機会を生み出している会社に入り、個人の選択肢や可能性を広げることをキャリアの軸にしたい。また、将来的にはマレーシアに移住して、働きたいと思っている。

IBPビジネス留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。
何が起こるかわからないことへのワクワク感、何が起こっても楽しめるアドベンチャーマインドを持つことが大切!海外での一つ一つの経験があなたの常識を変える。常に想像力を持ってインターナショナルなコミュニケーションを楽しんでほしい。