いよいよ留学! 期待に胸を膨らませる一方、「何から手をつければいいの?」「忘れ物はないかな?」と不安に感じることも多くなってきます。特に「持ち物」「ビザ」「保険」は、留学準備における3大重要ポイントです。
この記事では、留学を成功させるために欠かせないこれら3つのテーマについて、出発前に必ずチェックすべきことを解説していきます!
【持ち物編】これだけは押さえたい!必須アイテムとパッキングのコツ
留学の荷造りは、ただ詰め込むだけではありません。「現地で買えるもの」と「日本から持っていくべきもの」を見極めることが大切です。ここでは、カテゴリー別の持ち物リストをご紹介します。
絶対必須!手荷物に入れるべきものリスト:
「忘れたら入国できない!」レベルの最重要アイテムです。必ず機内持ち込みのカバンに入れましょう。
- パスポート(有効期限を必ず確認!)
- ビザ(またはビザの許可証)
- 入学許可証(現地教育機関から発行された正式な書類)
- 航空券(eチケットの控え)
- 海外留学保険の証書
- 現金(当面の生活費、日本円と現地通貨)
- クレジットカード(海外で使えるものを2枚以上あると安心)
- 各種コピー(パスポート、ビザなど)とデータ(スマホやクラウドにも保存)
なんとかなる!スーツケースに入れるものリスト:
現地での生活をスムーズにスタートさせるためのアイテムです。
衣類
- 普段着(1週間分目安、重ね着できるものが便利)
- フォーマルな服(1セットあると歓迎会や発表で役立つ)
- 下着・靴下
- 部屋着、パジャマ
日用品
- 常備薬(英文の処方箋や説明書があると安心)
- 使い慣れた化粧品・スキンケア用品(最初の1〜2ヶ月分)
- 生理用品(品質が日本と違う場合があるため、気になる方は多めに)
- メガネ・コンタクトレンズ(洗浄液も)
電子機器
- パソコン、スマートフォン、充電器
- 変換プラグ・変圧器(渡航先のタイプを要確認!)
- モバイルバッテリー
あると便利な日本グッズ
- 電子辞書 (学校でスマホ使用禁止にしている処も増えてきました)
- 日本の文房具(高品質で喜ばれることも)
- ホストファミリー/友人へのお土産(和風小物やお菓子など ただし肉類系は×)
- スリッパ、部屋靴
【パッキングをする前に!】
※航空会社の重量制限を事前にチェック!
※液体物はスーツケースへ。手荷物の場合は容量制限に注意!

【ビザ編】最重要!学生ビザ取得の流れ!
ビザは、留学する国に合法的に滞在するための許可証です。国によってルールが大きく異なり、また頻繁に変更されるため、常に最新情報を確認することが不可欠です。
「学生ビザって何?」
学生として海外に長期滞在するために必要な公的証明書です。この認可がないと、学校に通うことができません。国によって名称は異なり、就学期間や週の授業時間によってビザの種類が異なります。
「ビザ申請の基本ステップ」
一般的に、ビザ申請は以下の流れで進みます。
- 学費などを支払い終了後、学校からの入学許可証を取得
- 必要書類の準備:パスポート、申請書、証明写真、財政能力証明書、成績証明書など、国が指定する書類は異なります!
- 申請料金の支払い
- オンラインまたは大使館・領事館で申請
- 面接(必要な場合):アメリカなど、一部の国では大使館での面接が必須です。
ビザ申請の注意点
- とにかく早めに準備を始める! 申請から取得まで数ヶ月かかることもあります。
- 情報は必ず大使館の公式サイトで確認! ネットの古い情報に惑わされないようにしましょう。
- 書類の不備は命取り! 何度も見直して、完璧な状態で提出しましょう。
※ビザの情報や条件は予告なく変更されることも珍しくありません。そのため、ご自身で手続きを進めることに不安を感じる場合や、最新情報の確認に手間をかけたくないという方は、私たちのような留学エージェントにご相談いただくのも一つの方法です。安心して準備を進めるためのお手伝いをさせていただきます。
【保険編】万が一の備えに! 自分に合った海外留学保険を選ぼう!
慣れない海外生活では、思わぬ病気やケガ、盗難などのトラブルが起こる可能性も。海外の医療費は非常に高額になることが多いため、海外留学保険への加入は必須です。
学校指定の保険があるのに、日本の保険も必要?
多くの高校留学生や保護者様からいただく質問があります。
「留学先の学校から、指定の保険に入るよう言われました。それでも日本の保険に入る意味はあるのでしょうか?」 結論からお伝えすると、「はい、ぜひ日本の海外旅行傷害保険にも加入されることを強くおすすめします」。なぜなら、学校が指定する「義務保険」と、日本の「海外旅行傷害保険」とでは、補償される範囲とサポート体制が大きく異なるからです。
例えば
- 日本語による24時間サポートとキャッシュレス診療
体調が悪い時に、英語で病院に電話して症状を説明するのは非常に困難です。日本の保険なら、24時間対応の日本語アシスタンスデスクが病院の紹介・予約まで代行してくれます。さらに「キャッシュレス・メディカルサービス」が使用できれば、提携病院で高額な医療費を立て替えることなく治療を受けられるので、本人も日本の家族も安心です。 - 「モノ」のトラブルまでカバーする広い補償範囲
「スーツケースが空港で壊れていた」「スマートフォンを盗まれてしまった」といった持ち物のトラブルは、残念ながら留学中によく起こります。学校指定の保険では到着前や帰国直前はカバーされなかったり、「モノ」について補償がなかったりします。日本の保険なら携行品損害として補償されます。また、ホームステイ先で物を壊してしまった場合の個人賠償責任もカバーできるため、安心して生活できます。 - もしもの時、家族が駆けつけるための「救援者費用」
万が一、大きな病気や事故で入院することになった場合、日本の家族が現地に駆けつけたいと思うのは当然です。その際の渡航費や滞在費は非常に高額になりますが、この救援者費用が補償されていれば、金銭的な負担を大きく軽減できます。また日本語でサポートとしてくれるのも安心です。
学校指定の保険は、現地の医療制度を利用するための「基本的な医療保険」であることが多く、一方、日本からの海外傷害保険は、医療費はもちろん、留学生活で起こりうる様々なトラブルを幅広くカバーしてくれる「総合的なお守り」のような存在です。
保険選びでチェックすべきポイント
保険を選ぶ際は、以下の補償内容が十分かを確認しましょう。
- 治療・救援費用:最も重要な項目。無制限のプランが安心です。
- 賠償責任:特に寮やホームステイで物を壊してしまった場合に役立ちます。
- 生活用動産:携行品(持ち物)の盗難や破損を補償。
保険選びのここに注意!
※クレジットカード付帯の保険は、補償期間や金額が不十分な場合が多いので注意が必要です。※学校やビザの種類によっては、加入が義務付けられている保険の条件がある場合も。事前に確認しましょう。

留学準備は、やるべきことが多くて大変に感じるかもしれません。しかし、「持ち物」「ビザ」「保険」という3つの柱をしっかり固めておけば、安心して出発日を迎えることができます。一つひとつ着実に準備を進めていき、充実した留学生活をスタートさせましょう!留学準備でご不明な点や不安なことがあれば、いつでもSEKAIA(旧ICCコンサルタンツ)のカウンセラーにご相談ください♪






