カナダ留学が決まったけど、「ELLって一体どんなことをするんだろう?」「スピーキングやリスニングに自信がなくて、友達ができるか不安…」そんなお悩みを抱えていませんか。留学生活の鍵を握る英語力。特に、日本の教育ではなかなか鍛えにくい「話す・聞く」スキルは、多くの留学生が最初にぶつかる壁かもしれません。この記事では、カナダの高校で行われるELLプログラムの解説とともに、留学中に英語力をぐんと伸ばすための具体的な秘訣をご紹介します!
まずはここから!留学生の強い味方「ELLプログラム」って何?
カナダの高校に留学する学生は、日本にいる間にまず、各教育学区が実施するオンラインの英語力確認テストを受けます。その結果に基づいて、一人ひとりの英語力に合った時間割が作られます。また、留学開始前に受講希望コースも提出しますが、学生の英語力に基づいて、授業に積極的に参加出来るだけの英語力があるかどうかを判断し、各学生が現地でしっかりと英語力を伸ばせるよう配慮された時間割が作成されます。
そして、多くの留学生が留学初期に受講するのが「ELL(English Language Learner)」という授業です。これは、私たちのように英語を母国語としない学生が、英語を基礎からしっかりと学ぶために用意された、まさに留学生のための英語クラスです。これは学校の規模(留学生の数)によりますが、ELL1、ELL2と2段階のレベルに分けられることが多いです。
日本の英語教育はとても質が高く、文法や読解力が優れている学生が多いです。そのため、時間をかければ英文を書くこともできます。しかし、多くの日本人留学生が最初にぶつかる壁が「聴く・話す」スキルです。ホストファミリーや友達の話すナチュラルなスピードは、日本の授業で聞く英語とは全く違って、聞き取れずにショックを受けることも少なくありません。また、教科書には載っていないスラング(俗語)が飛び交う日常会話では、「相手が何を言いたいのか分からない…」という場面も頻繁に起こります。ELLは、そんな留学生が自信を持って現地の授業や生活に溶け込めるよう、実践的な英語力を鍛えるための大切な場所なのです。

留学生活が10倍楽しくなる!英語力をぐんと伸ばす5つの秘訣
では、どうすれば「聴く・話す」スキルを最大限に伸ばせるのでしょうか。それはズバリ、「英語をとにかくたくさん使うこと」に尽きます。頭の中で文法を考えているだけでは、「話す力」は伸びません。ここでは、留学を成功させた先輩たちが実践してきた、英語力をぐんと伸ばすための5つのコツをご紹介します!
1. 間違いを恐れない!とにかく話してみよう
一番大切なのは、完璧な英語を話そうと考えすぎないことです。「文法が間違っていたら恥ずかしい…」と思ってしまうと、なかなか会話の輪に入れません。
まずは、文法の間違いを気にせずに、一言でも二言でも口に出す癖をつけましょう。「日本語で考えてから英語に訳す」のではなく、「I think…」や「I would like to…」とまず話し始め、そこから知っている単語を繋げて意思を伝えてみるのです。最初は不自然に感じるかもしれませんが、これを続けることで、2ヶ月もすれば自然と英語で物事を考える習慣が身についていることに驚くはずです!
2. 教室の外に飛び出そう!活動を増やして友達作り
授業以外の時間こそ、英語を話す絶好のチャンスです!それぞれの学校には、時間割以外の時間にたくさんの活動があります。
- リーダーシップクラス(生徒会のような活動)
- バレーボール、サッカーなどのスポーツチーム
- ディベートクラブ
- SDGs(持続可能な開発目標)関連のボランティア活動
このような活動に積極的に参加すると、現地の学生との接点が一気に増え、共通の話題で盛り上がれます。友達が増えれば、自然と英語を話す機会も増えるので、まさに一石二鳥です!
3. 他の留学生と比べない!自分のペースでOK
留学先では、ヨーロッパなど様々な国からの留学生にも出会います。彼らの母国語は、英語と同じラテン語をルーツに持つことが多いため、単語が似ていて英語の習得が早い傾向にあります。一方で、日本語と英語の間に類似点はほぼありません。
だから、「自分はヨーロッパからの学生ほど話せない…」と落ち込む必要は全くないのです。言語の背景が違うのですから、上達スピードが違って当たり前です。周りと比べるのではなく、「世界中に友達を作る絶好のチャンス!」と考え、一人でも多くの留学生と友達になりましょう。
4. 日本人との付き合い方、ちょっとしたコツ
慣れない海外生活で、同じ文化や言語を共有する日本人留学生の存在は、時には心の癒しになります。しかし、その心地よさから日本人とばかり一緒に過ごしてしまうと、せっかくの留学の時間がもったいない結果になることも。
留学初期はどの国からの学生も、つい同じ国籍同士で固まりがちですが、1ヶ月もすると多くの学生が「このままではいけない」と感じ始めます。友達の輪を広げるチャンスはいつでもあります。アンテナを広げて、新しい出会いや友情のために行動してみましょう。
5. 地道な努力が力になる!毎日の復習を習慣に
「今日の授業は宿題がないから、勉強しなくていいや…」と思ってしまうのは、とてももったいないです。その日の授業で学んだ内容を復習し、知識を確実に定着させましょう。
- 「この内容を、自分の言葉で英語で説明できるかな?」
- 「授業でうまく意見を言えなかったけど、どうすれば伝えられただろう?」
このように日々の努力を積み重ねることが、英語力と授業の理解度を深める一番の近道です。また、単語も「意味がわかる」だけでなく、「その単語を使って説明できる」レベルを目指しましょう。こうした日々の努力は、後々IELTSなどの英語資格試験のスコアアップにも必ず繋がります。

いかがでしたか?留学生活の鍵を握る英語力、特に「話す・聞く」スキルを伸ばすための具体的な方法をご紹介しました。大切なのは、間違いを恐れずに挑戦し続けることです。自分に合った留学プランで、英語力を伸ばしながら最高の高校生活を送りたい!という方は、是非一度SEKAIAの無料個別相談や無料セミナーにお申込みください♪






