G’day mate!皆さんこんにちは、オーストラリアに大学留学していたジュンナです🐨
ここまでEssayの書き方について紹介してきましたが、実際に留学生活が始まると、「Essayだけじゃないんだ…!」と感じる瞬間がきっとあると思います。レポートやプレゼン、グループワークなど、課題の種類も想像以上にさまざまですし、進め方に悩むことも多いはずです。さらに最近では、AIの使い方についてのルールがあったり、困ったときに頼れるサポートが用意されていたりと、日本の大学とは少し違う環境に戸惑うこともあるかもしれません。私自身も最初は「これってどうすればいいの?」と迷うことが多かったです。だからこそ今回は、Essayに限らず、留学中の課題を少しでもスムーズに進めるために知っておきたいポイントを、経験も交えながらまとめていきます。
目次📌
1. Essayだけじゃない!大学で出される課題の種類
留学が始まってまず感じたのが、「課題ってこんなに種類あるの…?」という驚きでした。行く前はEssay中心のイメージが強かったのですが、実際はそれだけではなく、さまざまな形式の課題が出されます。大学のガイドでも紹介されているように、それぞれ目的や書き方が全く違うので、最初に特徴を知っておくだけでもかなり楽になります!まず基本となるのがEssay(Research Essay)。これはこれまで紹介してきた通り、「問いに対して根拠をもとに自分の主張を論理的に展開する」課題です。構成はIntroduction / Body / Conclusionで、見出しは使わず文章で流れを作っていくのが特徴です。
そして、Essayとよく似ているけど実は違うのがReport(レポート)です。レポートはより「事実を整理して伝える」ことが目的で、見出しを使いながら構造的に書くのが特徴です。中でもよく出てくるのが次の2つです。
Lab Report(実験レポート)
理系科目などで多く、実験や調査の内容をまとめる課題です。基本構成は、Introduction → Methods → Results → Discussionのように決まっていて、「何をしたか」「どんな結果が出たか」を客観的に書くことが求められます。グラフや表を使うことも多く、かなりフォーマットがしっかりしています!📉
Project Report(プロジェクトレポート)
こちらは、あるプロジェクトの成果や計画をまとめる課題で、より実践的な内容になります。特徴的なのは、
- Executive summary(要約)
- 結論+提案(recommendations)
などが含まれること。場合によっては、外部の企業や団体に向けて書くこともあり、「読み手を意識する力」が求められます。そして、文系の学生に特に多いのがLiterature Review(文献レビュー)です。これは少し難しくて、ただ論文をまとめるだけではなく、既存の研究を比較・分析しながら、自分なりの議論を組み立てる課題です。
例えば、
- どんな研究があるのか/li>
- それぞれの強みや限界は何か/li>
- まだ解明されていない「ギャップ」は何か
といった視点で整理していきます。重要なのは、「まとめる」ではなく“つなげて考える”こと。最初はかなり難しく感じますが、アカデミックライティングの力が一気に伸びる課題でもあります。
他にも、授業によっては
- Presentation(プレゼン)
- Reflective writing(振り返りレポート)
- Article review(論文レビュー)
などもあり、本当にバリエーションが豊富です。こうして見ると分かるように、海外大学の課題は単なる知識だけでなく、論理的に考える力・分析する力・伝える力をバランスよく求められています。私自身も最初は、「Essayと同じ感覚で書いたら全然違った…」と戸惑うことが多かったです。でも、課題ごとの特徴を理解してからは、「これはReportだから構造を意識しよう」「これはLiterature Reviewだから比較が大事だな」と、少しずつ切り替えられるようになりました。最初から完璧にできる必要はないですが、「この課題は何が求められているのか?」を意識すること。それだけで、課題への向き合い方がかなり変わってくると思います。
2. 意外と知らない?AIの正しい使い方とルール🌐
ここ数年で、大学の課題と切っても切り離せなくなってきたのがなんといっても…AIの存在です。ChatGPTなどのツールが普及して、「どこまで使っていいの?」「使ったらダメなの?」と迷う人も多いと思います。実際、オーストラリアの大学でもAIに対する考え方はここ数年で大きく変わってきていて、“完全に禁止”ではなく、“正しく使うことが前提”になりつつあります!ただしここで大事なのは、“使っていい=自由に使っていい”ではないということです。例えばクイーンズランド大学(UQ)でも、AIの使用についてはかなり明確なルールがあります。
まず前提として、AIが使えるかどうかは課題ごとに違うという点です(参照元:https://guides.library.uq.edu.au/referencing/acknowledging-and-referencing-ai)。同じ授業でも、「この課題はOKだけど、この課題はNG」というケースもあるので、必ずCourse Profileを確認する必要があります。そしてもうひとつ重要なのが、使った場合は必ず“明示する”ことです。じゃあどう使い、どう明示すればよいのでしょうか?
■ AIは“どう使うか”が大事
UQのガイドラインでも強調されているのが、AIは学習をサポートするためのツールとして使うべきという考え方です。例えば、次のような使い方は比較的OKとされやすいです👇
- アイデア出し(brainstorming)
- 論文の要約
- 構成の整理
- 英語の言い回しチェック
でもその一方で、
・そのまま文章を書かせる
・AIの文章をほぼそのまま提出する
といった使い方は、アカデミックインテグリティの観点から問題になる可能性が高いです!実際にUQでも、AIを使った場合は「どのように使ったか」を説明する必要があり、例えば
・どのツールを使ったか
・何のために使ったか
・どんなプロンプトを使ったか、などを記録することが求められる場合もあります。
■「Acknowledgement」と「Referencing」の違い
ここで少しややこしいのが、AIの扱いには2つのパターンがあることです⚠️。それが
① Acknowledgement(使用の明記)
② Referencing(引用として記載)
まずAcknowledgementは、「AIをどう使ったか」を説明するもの。例えば、
“ChatGPT was used to brainstorm ideas and refine wording.” のように、レポートの最後やカバーシートに書くイメージです。その一方でReferencingは、AIの出力を情報源として使った場合に引用として記載することです。以前ご紹介した参照方法と同じような形で引用するということですね!この2つは似ているようで違うので、課題ごとの指示に従うことが大切です。
■ 使わないことより「正しく使うこと」が評価される
ここは実際に留学していて感じたことなのですが、最近は「AIを使ったかどうか」よりも、“どう使っているか”の方が見られている印象があります。これはどういうことかというと、私がUQにいた時も、完全に禁止というよりは、「使うならちゃんと説明してね」というスタンスの授業が多かったです。実際に、・アイデア整理に少し使う・英語表現の確認に使うといった形で、“補助ツール”として使う分にはむしろ効率が上がると感じることもありました。ただ一方で、AIに頼りすぎてしまうと、「自分で考える力」がつかなくなるのも事実です。なので、ここで一番お伝えしたかったのは、AIはうまく使えば本当に便利なツールですが、あくまで【主役は自分】。“AIに書かせる”のではなく、“AIを使って自分の考えを深める”この意識を持っておくと、課題への向き合い方も大きく変わってくると思います!
3. 困ったときの味方!アカデミックサポートの活用方法
留学中、「これ合っているのかな…」「誰に聞けばいいんだろう」と悩む瞬間はきっとあります。そんな時に頼れるのが、大学のAcademic Skills Adviserです。UQでは、課題の進め方やリサーチ、ライティング、時間管理などを1対1で相談できるサポートが用意されています!事前に課題やドラフトを見てもらい、フィードバックをもらうこともできるので、「提出前に一度確認したい」という時にもとても助かりました。最初は少しハードルが高く感じるかもしれませんが、こういったサポートを使うことも“留学力”のひとつだと思います。
興味のある方は是非こちらのリンク先にアクセス!
☛https://my.uq.edu.au/contact/student-services/how-academic-skills-adviser-can-help
▶まとめ
いかがでしたでしょうか?ここまで、Essayの書き方から始まり、課題の種類、AIの使い方、そしてサポートの活用方法まで紹介してきました。最初はわからないことだらけでも、少しずつ慣れていけば大丈夫です!!大切なのは、一人で抱え込まず、使えるものを上手く使いながら、自分なりのやり方を見つけていくことだと感じます🍃。留学中の課題は決して楽ではないですが、その分、自分の成長を実感できる瞬間も多いはずです!このブログが、これから留学を始める方や今まさに頑張っている方の、少しでもヒントになれば嬉しいです。
この記事はSEKAIAの留学コンサルタント吹中(JAOS認定カウンセラー)が監修しています。
ライター:ジュンナ
高校生の時にアデレードの高校へ留学のため渡豪。
高校卒業後はクイーンズランド大学へ入学し、Bachelor of Artsの学位を取得。
SEKAIAにてオーストラリアの大学留学に役立つ情報を執筆中。
廣瀬さんの書いた記事一覧は、#ジュンナのオーストラリア大学留学体験記 から他の記事も確認できます。
SEKAIA株式会社(SEKAIA Inc.)について
1989年創業、35年以上の実績を持つ留学・海外研修の企画運営企業です。2025年11月1日に「株式会社ICCコンサルタンツ」より社名を変更いたしました。
【主要プログラム】
- 大学・大学院進学: オーストラリア大学出願センター運営、マレーシア大学進学など。
- 高校留学: オーストラリア・ニュージーランド・カナダへの正規高校留学。
- IBPビジネス留学: ワシントン大学、サンフランシスコ州立大学、グリフィス大学、ウエストミンスター大学などと提携した、1年間のビジネス留学プログラム。
- AIP(エアライン留学): 航空業界を目指すための専門留学プログラム。
- 海外から日本への留学: 日本でのキャリア構築の為、海外学生・社会人向けに「Internship in Japan」を運営。
【認定・加盟】 JAOS(海外留学協議会)正会員 / 東京都知事登録旅行業第2-8694号

