G’day mate!皆さんこんにちは、オーストラリアで大学留学していたジュンナです🐨
海外大学といえばディスカッションやグループワークが多いイメージ、ありますよね。私もクイーンズランド大学に通い始めたとき、文系の学科にいたこともあったので「みんなで意見を出し合って楽しく学べそう」と思っていました。ですが実際は、英語力の差や価値観の違い、さらには全然参加しないメンバーなど、想像以上に苦労の連続でした。特に最初の頃は、自分の意見をうまく伝えられず悔しい思いをしたこともあります。ただ、その経験があったからこそ、どう立ち回ればいいのか、どうすればチームとして上手くいくのかが少しずつ見えてきました。今回はそんなリアルな体験と、私なりの乗り越え方をまとめていきます。
目次📌
1. クイーンズランド大学のグループワークってどんな感じ?
私が通っていたクイーンズランド大学では、グループワークは“たまにある課題”というより、かなり重要な評価項目の1つとして位置づけられていました。実際に大学の方針としても、グループでの協働は授業の学習目標に含まれることが多く、単なる課題ではなく「チームで働く力」そのものが評価対象になっています! (参照元:Assessing teams and groups)そのため、プレゼンテーションやリサーチレポートなどを複数人で作り上げる課題が多く、1学期ごとに1回は必ずある、という感覚でした。特に印象的だったのは、「完成物」だけでなく「プロセス」も見られているという点です。例えば、誰がどのくらい貢献したかをメンバー同士で評価する仕組み(ピア評価)があり、ただ参加しているだけでは評価されません。大事なポイントですよね💡
グループの組み方も特徴的で、自分たちで組む場合もあれば、授業側からランダムに振り分けられることもあります。さらに、役割分担を明確にすることが推奨されていて、最初にグループメンバーと話してリーダー、まとめ役、アイデア出し担当など、それぞれの強みを活かして進めるスタイルがあります。あとは、実際の進め方もかなり“ビジネス寄り”で、本当にここは自分が参加するグループの雰囲気にもよりますが、しっかりしたリーダーがいる場合は最初のミーティングでタスクを細かく分けてスケジュールを立てたり、週ごとに進捗を確認したりします。対面で集まれない場合はオンラインでやり取りするのも普通で、かなり主体的に動かないと置いていかれる環境でした。
つまり、日本のように「なんとなくみんなでやる」というよりは、「それぞれが責任を持ってプロジェクトを進める」という感覚に近いです。私自身も最初はこのスタイルにかなり戸惑いましたが、逆に言えばここで求められるのは英語力だけじゃなくて、コミュニケーション力や主体性そのものなのだなと感じました。最初は正直しんどいけど、慣れてくると一気に視野が広がる経験でもありました💭
2. 実際にぶつかった壁:やる気・英語・文化の違い
正直に言うと、グループワークで一番しんどかったのは「課題そのもの」じゃなくて、“人との違い”でした。英語ができればなんとかなると思っていたけど、実際はそれだけじゃ全然足りませんでした...。
まず初めにぶつかったのが、やる気の差。これは本当に毎回悩まされました。みんな同じ授業を取っているはずなのに、びっくりするくらい温度差があるんです!これは海外だからの話ではなく日本でもあると思いますが、すぐに動いてくれる人もいれば、締切ギリギリまで何もしない人もいる。連絡しても既読スルー、ミーティングにも来ない…なんてことも普通にありました😅日本だと、多少やる気に差があっても「周りに合わせる」空気があると思うんですが、ここではそうはいきません。それぞれが自分のペースで動くので、放っておくと本当にプロジェクトが進まない。だからこそ、「誰かがなんとかしてくれる」ではなく、自分から動くしかない環境でした。
次に大きかったのが、英語の壁。実は私は大学入学前に高校留学もしていたので、日常会話にはそこまで困っていませんでした。でも、グループワークになると話は別でした。ディスカッションになるとスピードも速いし、意見もどんどん飛び交う。その中で「ちゃんとした意見を英語で伝える」って、想像以上に難しいんです。特にきつかったのが、「言いたいことはあるのに、うまく言語化できない瞬間」。その一瞬の迷いでタイミングを逃して、そのまま話が進んでしまうこともよくありました。結果的に「発言していない人」みたいに見られてしまうのも、かなり悔しかったです💭高校留学で英語に慣れているつもりだったけど、アカデミックな環境で“議論する英語”は全く別物だと痛感しました。
そして最後が、文化の違い。これが一番見えにくいけど、一番大きな壁だったかもしれません。例えば、日本だと「みんなでバランスよく分担する」「空気を読んで調整する」みたいな動きが自然にできると思います。でも海外では、自分の意見ははっきり言うし、納得できなければ普通に反対もします。最初はそのストレートさに戸惑いました。「そんなに強く言うんだ…」と感じることもあったし、自分が遠慮している間にどんどん方向性が決まってしまうこともありました。逆に、自分が意見を言わないと「賛成している」と受け取られてしまうことも多くて、この感覚の違いにはかなり苦戦しました。ただ、これはどっちが正しいという話ではなくて、「スタイルが違うだけ」なんですよね。そこに気づいてからは、少しずつですが自分も意見を伝えることに慣れていきました。こうやって振り返ると、グループワークでぶつかった壁って、英語力以上に“人との向き合い方”だったなと思います。最初は正直しんどいことの方が多かったけど、この経験があったからこそ、自分のスタンスやコミュニケーションの取り方を見直すきっかけになりました🌱
3. うまくいかなかった経験と、そこから学んだこと
ここまで読んでくださった方には伝わっていると思うのですが、正直に言うと、グループワークが毎回うまくいっていたわけでは全くありません。むしろ「失敗したな」と思う経験の方が印象に残っています。
一番難しかったと感じたのは、ある授業でのプレゼンテーション。メンバーは私含め4人で、国籍もバラバラだけど仲も良かったので一見バランスも良さそうなチームでした。でも、最初の段階で「なんとなく」役割分担を決めてしまったのが良くなかったんです...。深く話し合わずにスタートした結果、途中から作業量に偏りが出て、連絡も徐々に減っていきました。私は「空気を悪くしたくない」という気持ちが先に立ってしまって、違和感があっても強く言えなかったんです。そうするとそのまま時間だけが過ぎていって、気づいた時にはクオリティも中途半端な状態で提出。結果も納得のいくものではありませんでした。発表が終わった後の話で、メンバーの一人が「もっと早く話し合うべきだったよね」と言った時に、すごく刺さりました。みんな薄々気づいていたのに、誰も深くまで踏み込まなかった。その結果があの出来だったんだな、と。あの時、「ちゃんと伝える勇気」があれば変わっていたかもしれないと思うと、かなり悔しかったです😌
この経験から学んだのは、“いい人でいようとしすぎないこと”の大切さでした。日本にいると、協調性=空気を読むこと、みたいに考えがちですが、海外のグループワークではそれだけだと逆にうまくいかない。むしろ、自分の意見や違和感をきちんと伝えることの方が、チーム全体にとってプラスになることが多いと気づきました。それからは、最初のミーティングでできるだけ具体的に話すように意識しました。
- 役割分担を曖昧にしない
- 締切を細かく区切る
- 連絡手段や頻度を決める
こういう一つ一つは地味だけど、後から大きな差になる部分だと感じました。あの時、最初に少し勇気を出して踏み込むだけで、チームの空気がかなり変わるのを実感しました。とはいえ、正直今でも「難しいな」と思う瞬間はあります。今は日本で働いていますが同じ言語を話していても全員が理想通りに動くことなんてほとんどないし、価値観の違いなど完全には埋まりません。でも、それが前提だと理解してからは、「どうより良くするか」を考えられるようになりました。これから留学する人や、今まさにグループワークに悩んでいる人に伝えたいのは、うまくいかないのが普通ということです。最初から完璧にできる人なんていませんし、むしろ失敗した経験の方が後から活きてきます。キラキラした留学生活の裏で、こういう地味でしんどい経験もたくさんあります。でも、その一つ一つが確実に自分の力になっているのも事実です🌿あの時の悔しさがあったからこそ、次はどうすればいいかを考えられるようになったし、自分のスタンスも少しずつ変わっていきました。だからもし今うまくいっていなくても、「自分だけじゃない」と思ってほしいです。その経験はちゃんと意味のあるものになると思います。
▶まとめ
いかがでしたでしょうか?最後まで読んでいただきありがとうございました。グループワークは正直しんどいことも多いですが、その分、自分の考え方や行動を見直すきっかけになります。英語力だけでは乗り越えられない場面も多く、「どう関わるか」が試される経験でした。うまくいかないことも含めて、それが留学のリアルだと思います。今まさに悩んでいる人も、その一つ一つがきっと自分の力になっていくはずです🌿
この記事はSEKAIAの留学コンサルタント吹中(JAOS認定カウンセラー)が監修しています。
ライター:ジュンナ
高校生の時にアデレードの高校へ留学のため渡豪。
高校卒業後はクイーンズランド大学へ入学し、Bachelor of Artsの学位を取得。
SEKAIAにてオーストラリアの大学留学に役立つ情報を執筆中。
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