G’day mate!オーストラリアに大学留学していたジュンナです🐨
新年度は、「留学に挑戦したい」「海外で自分を変えたい」と前向きな気持ちが膨らむ時期でもありますよね。ですがそれに相反して、胸の奥でふと湧き上がる不安や、言葉にしづらい寂しさを抱える人も少なくないのではないでしょうか。今回はそんなキラキラした留学の裏側で、私自信が何度も向き合った”ホームシック”について正直に書いてみようと思います。高校時代からオーストラリアに留学していた私でも、大学留学中に「日本に帰りたい」と感じた瞬間がありました。ホームシックは本当に”弱さ”なのでしょうか?このブログでは、高校時代の実体験も踏まえながら、その答えを探っていきたいと思います🌿
目次📌
1. 留学開始!初めて感じたホームシック
私が初めてオーストラリアに留学したのは高校生の時でした。
「海外で生活してみたい」「英語を話せるようになりたい」そんな前向きな気持ちで日本を飛び立ったのを、今でもよく覚えています。空港では少し不安もありましたが、それ以上にワクワクしていて、「きっと楽しい留学生活になる」と信じて疑いませんでした。ですが、実際に現地での生活が始まり数週間が経った頃、思いがけず強いホームシックに襲われました。ホストファミリーは優しく、学校の先生も親切。それなのに、夜になると急に胸が苦しくなり、理由もなく涙が出てくることがありました。「どうしてこんな気持ちになるんだろう」と、自分でも分からず戸惑っていました。
特につらかったのは、日本との“日常の違い”でした。日本なら当たり前だった家族との何気ない会話、友達との放課後の時間、コンビニに行けば見慣れた商品が並んでいる安心感。それらが一気になくなり、どこか常に気を張っている自分がいました。英語での会話も、分からない単語があるたびに「聞き返していいのかな」と不安になり、気づけば無意識に疲れが溜まっていたのだと思います。
ある日、学校から帰って部屋にひとりでいるとき、日本の友達から送られてきた何気ない写真を見て、突然「帰りたい」という気持ちがこみ上げてきました。「まだ始まったばかりなのに、こんなこと思っちゃダメだ」そう自分を責めながらも、気持ちは抑えきれず、ベッドの上でしばらく動けなくなったのを覚えています。高校生という年齢もあり、「弱音を吐いたら負け」「ここで頑張れないなら、留学なんて向いていない」と極端に考えてしまっていました。でも今振り返ると、そのホームシックは、環境の変化に心が必死に適応しようとしていた自然な反応だったのだと思います。
言葉も文化も違う場所で生活することは、想像以上にエネルギーを使います。楽しいことが増える一方で、心が追いつかなくなる瞬間があるのは、決して珍しいことではありません。高校留学で初めて感じたこのホームシックは、私にとって「海外で生きる現実」を知る大きなきっかけになりました。
そしてこの経験があったからこそ、後の大学留学で感じたホームシックとも、また違った形で向き合うことになるのですが——その話は、次の章で書いていきたいと思います。
2. 高校と大学で違ったホームシックの形
高校留学と大学留学。どちらも同じオーストラリアでの生活でしたが、私が感じたホームシックの“質”はまったく違うものでした。年齢や環境、置かれている立場が変わるだけで、心の揺れ方もここまで変わるのかと、今振り返っても不思議に思います。
高校留学時のホームシックは、ある意味とても分かりやすいものでした(笑)。 「家族に会いたい」「日本の友達と話したい」「安心できる場所に戻りたい」——そんな気持ちがストレートに表れていたと感じます。初めて親元を離れ、すべてが新しい環境だったからこそ、心が“元いた場所”を求めていたのだと思います。寂しさや不安はありましたが、感情の正体は自分でもはっきり分かっていました!一方で、大学留学中に感じたホームシックは、もっと静かで、分かりにくいものでした。この前、メンタルヘルスについてのブログを書いたのですが、私はすでに高校時代にオーストラリア留学を経験していたため、「海外生活には慣れているはず」「今さらホームシックになるなんておかしい」と、どこかで自分に期待していました。その分、大学留学中に感じた違和感を、素直に“ホームシック”だと認めることができなかったのです。特にクイーンズランド大学(UQ)での大学1年目は、コロナの影響でほぼオンライン授業。キャンパスに通うことも、人と直接会うことも少なく、「留学しているはずなのに、留学生活が始まっていない」というような感覚がありました。
その中で感じていたのは、「日本に帰りたい」というよりも、「自分がどこにも属していない」という空虚感でした。
高校時代は、学校に行けば毎日同じクラスメイトがいて、ホストファミリーという“帰る場所”がありました。でも大学では、授業は画面越し、友達との関係も比較的浅く、生活は完全に自己管理。自由である一方で、孤独と向き合う時間が圧倒的に増えました。気づけば、「寂しい」とすら言葉にできないまま、心が少しずつ疲れていっていたのだと思います。高校留学のホームシックが「感情の波🌊」だとしたら、大学留学のそれは「じわじわと広がる影」のようなものでした。泣くほどつらい日があるわけではない。でも、気力が出ない、何をしても満たされない。そんな状態が続くうちに、「このままで大丈夫なのかな」と不安が積み重なっていきました。この違いに気づいたとき、私は初めて「ホームシックにもいろんな形がある」ということを理解しました。年齢や経験を重ねても、環境が変われば心はまた揺れる。そしてそれは、決して後退でも弱さでもなく、その時の自分がちゃんと感じている“サイン”なのだと思います。
3. ホームシック=弱さじゃないと気づいた理由
高校留学中、私は長い間「ホームシック=弱さ」だと思い込んでいました。
高校時代にすでにオーストラリア留学を経験していたこともあり、「もう慣れているはず」「また同じことで悩むなんておかしい」と、無意識に自分を責めていたのです。
特に自分に良くなかったのは、周りと比べてしまう瞬間でした。SNSを開けば、日本にいる大学生の投稿、楽しそうな写真✨それを見るたびに、「私は何をやっているんだろう」「こんな気持ちになるなんて情けない」と、心がどんどん内側に向いていきました。
でも、あるときふと気づいたのです。「ホームシックって、日本が恋しいっていう単純な感情だけじゃないんじゃない?」と。
大学留学中の私は、
- 安心できる人間関係
- 自分の居場所
- 「ここにいていい」と感じられる感覚
こうしたものを一気に失っていました。
それなのに、「平気なふり」をしていたんです。
転機になったのは、寮のスタッフとの何気ない会話でした。ある日、Scapeのスタッフに「最近どう?」と声をかけられ、深く考えずに「ちょっと疲れていて…」と答えたところ、「それ、留学生にはすごく多いよ」と言われたんです。さらに、「特にコロナ禍の大学生活は、想像以上に孤独になりやすいからね」「ちゃんと頑張ってる証拠だよ」と、穏やかに続けてくれました。その言葉を聞いた瞬間、胸の奥に溜まっていたものがふっと緩みました🍃
「私だけじゃなかったんだ」
「こんなふうに感じるのは、特別おかしいことじゃないんだ」
それまで私は、 ホームシック=日本に帰りたい気持ちだと思っていました。でも私の場合だと実際は、「安心できる場所がない」「心を預けられる人がいない」そんな状態が続いた結果、心が悲鳴をあげていただけだったのだと思います。特に大学留学は、高校留学以上に「自己責任」の世界です。授業の管理も、生活リズムも、メンタルケアも、すべて自分次第。だからこそ、誰にも気づかれないまま、静かに心が疲れていくこともあります。私はその頃から、少しずつ考え方を変えるようになりました。「つらいと思う自分はダメなんじゃない」「むしろ、それだけ真剣に留学と向き合っているんだ」と。ホームシックを感じたからこそ、自分が何を大切にしているのかどんな環境で安心できるのかそうしたことにも気づけました🌱今振り返ると、あの時のホームシックは、「立ち止まって、自分の心を見てみて」というサインだったのだと思います。もし今このブログを読んでいるあなたが、「留学しているのに楽しくない」「理由は分からないけど苦しい」そんな気持ちを抱えていたとしたら、それは決して甘えではありません。
ホームシックは、弱さじゃない。海外で頑張っているからこそ生まれる、とても自然な感情だと私は感じます🌍✨
▶まとめ
このブログを読んでくれているこれから留学に挑戦しようとしている方で、きっと今期待と同時に少しの不安も抱えているのではないでしょうか。「ちゃんとやっていけるかな」「もしホームシックになったらどうしよう」――そんな気持ちがあるのは、とても自然なことです。
正直な話、留学は、楽しいことばかりではありません。慣れない環境、言葉の壁、ふとした孤独。誰でも心が揺れる瞬間があります。でもそれは、あなたが弱いからではなく、真剣に新しい場所で生きようとしているから。ホームシックは、頑張っている証でもあるんです。もしつらくなったら、無理に「元気な自分」でいなくて大丈夫です。誰かに話していいし、立ち止まってもいい。少し休んだあと、また一歩踏み出せばいいんです。留学は、決して成長するための競争ではなく、あなたのペースで、自分の心と向き合いながら進めばいいと思います。是非、自分のペースで。あなたらしい留学を歩んでください。
この記事はSEKAIAの留学コンサルタント吹中(JAOS認定カウンセラー)が監修しています。
ライター:ジュンナ
高校生の時にアデレードの高校へ留学のため渡豪。
高校卒業後はクイーンズランド大学へ入学し、Bachelor of Artsの学位を取得。
SEKAIAにてオーストラリアの大学留学に役立つ情報を執筆中。
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SEKAIA株式会社(SEKAIA Inc.)について
1989年創業、35年以上の実績を持つ留学・海外研修の企画運営企業です。2025年11月1日に「株式会社ICCコンサルタンツ」より社名を変更いたしました。
【主要プログラム】
- 大学・大学院進学: オーストラリア大学出願センター運営、マレーシア大学進学など。
- 高校留学: オーストラリア・ニュージーランド・カナダへの正規高校留学。
- IBPビジネス留学: ワシントン大学、サンフランシスコ州立大学、シドニー大学、グリフィス大学、ウエストミンスター大学などと提携した、1年間のビジネス留学プログラム。
- AIP(エアライン留学): 航空業界を目指すための専門留学プログラム。
- 海外から日本への留学: 日本でのキャリア構築の為、海外学生・社会人向けに「Internship in Japan」を運営。
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