日本人学生のオーストラリア留学。逆風の中でも増加する留学生数
オーストラリア大学出願センターを運営するSEKAIA株式会社(本社:東京都渋谷区 代表:曽根靖雄 以下SEKAIA)は、オーストラリアへの高校及び大学へ日本人留学生を送り出しています。
近年、オーストラリアに留学する日本人留学生の数が増加しており、2024年の1-3月期のデータはその傾向を明確に示しています。
以下に、具体的なデータと背景情報を基にした分析を紹介します。
留学生数の増加データ
2024年の1-3月期における新たに留学を開始した日本人留学生数は、前年同期と比較して顕著に増加しました。
- 大学および大学院での学位取得留学:569人(前年同期は458人)増加率:24.2%
- 高校への留学:527人(前年同期は412人)増加率:27.9%
これらのデータから、オーストラリアにて中等・高等教育を求める日本人留学生の増加傾向が明らかです。
データで見る経済的逆風
同期間中、為替レートは10%以上円安が進行し、オーストラリアの消費者物価は約4%上昇しました。これにより、日本円での留学費用が増加し、現地での生活費も上昇しています。
- シドニー大学商学部:約550万円(52,000豪ドル*1豪ドル=約106円)
- 慶應義塾大学商学部:約120万円(授業料、在籍基本料、施設設備費含む)
逆風でも増える日本人留学生の数、留学の価値と魅力
- 教育の質の高さ:オーストラリアの大学は世界大学ランキングトップ100に9校がランクインしており、日本の4校と比較しても競争力があります。
- 将来のキャリアアップ:語学力向上のみならず、知識、教養、異文化理解力など、グローバル社会に対応するための能力と経験を得られることが魅力です。
- 日本の未来に対する不安:日本の経済や社会の将来に対する不安から、国際的な視野を持つことが求められています。オーストラリアでの教育はそのような未来に対する備えとして魅力的です。
- 海外での就業機会:日本以外でも仕事ができる基礎力を身につけたいと考える学生が増えており、オーストラリアの大学での教育はこのニーズに応えます。
- 多文化体験:多様な文化が共存するオーストラリアでの生活は、留学生にとって貴重な体験となります。
語学留学の動向
比較的割安な語学留学については、前年とほぼ同数の留学生がオーストラリアを訪れています。
- 語学留学:1305人(前年は1308人)減少率:0.2%
実態と報道のギャップ
国内の主要紙では「円安で留学ができない」という記事が目立ちますが、実態としては学位取得などより高度な留学については留学生が増えている傾向があります。これは、経済的な逆風にもかかわらず、オーストラリアでの高等教育が提供する価値が認識されているという事実と捉えることができます。
自身にとって価値ある留学を見極め、投資することが重要
オーストラリアへの留学を検討する際には、経済的な負担を考慮しつつ、自身の目標と期待に沿った選択をすることが重要です。教育の質や将来のキャリア、日本の未来に対する不安への対応、そして多文化体験への魅力が、今後も日本人留学生数の動向に影響を与えると考えられます。
出典
- 留学生数:オーストラリア政府 Department of Education
- 世界大学ランキングトップ100:QS World University Rankings 2025
- オーストラリア消費者物価:Australian Bureau of Statistics
SEKAIA株式会社(SEKAIA Inc.)について
1989年創業、35年以上の実績を持つ留学・海外研修の企画運営企業です。2025年11月1日に「株式会社ICCコンサルタンツ」より社名を変更いたしました。
【主要プログラム】
- 大学・大学院進学: オーストラリア大学出願センター運営、マレーシア大学進学など。
- 高校留学: オーストラリア・ニュージーランド・カナダへの正規高校留学。
- IBPビジネス留学: ワシントン大学、サンフランシスコ州立大学、グリフィス大学、ウエストミンスター大学などと提携した、1年間のビジネス留学プログラム。
- AIP(エアライン留学): 航空業界を目指すための専門留学プログラム。
- 海外から日本への留学: 日本でのキャリア構築の為、海外学生・社会人向けに「Internship in Japan」を運営。
【認定・加盟】 JAOS(海外留学協議会)正会員 / 東京都知事登録旅行業第2-8694号

