G’day mate!みなさんこんにちは、オーストラリアのクイーンズランド大学(UQ)に留学していたジュンナです🐨いつもブログを呼んでいただきありがとうございます。
前編では、大学留学が始まったはずなのに思い描いていた生活とは大きく違った現実や、オンライン授業・孤独感によって揺れ動いた心の状態について正直に書いてみました。この後編では、そんな中で私がどうやって自分の気持ちと向き合い、少しずつ前を向けるようになったのか、そしてUQやオーストラリアで実際に利用できたサポートや考え方についてお話しします。今まさに悩んでいる人、これから留学する人にとって「こんな選択肢もあるんだ」と思ってもらえたら嬉しいです🌱
目次📌
1. メンタルが限界に近づいたときのサイン
前編の最後で書いたように、Scapeのイベントでひさしぶりに外に出て「自分だけじゃない」と感じられたことは、私にとって大きな転機でした。でも正直に言うと、その時点ですでにメンタルはかなり限界に近づいていたと思います。ただ当時の私は、それを「メンタル不調」だとは認識していませんでした。
理由の一つは、高校時代にもオーストラリア留学を経験していたからです。「一度一人でやれていたんだから、今回も大丈夫」「大学留学なんて、もっと楽しめるはず」そんな思い込みが、自分のしんどさにフタをしていました。今振り返ってみると、サインはとても分かりやすい形で出ていました。まず、生活リズムが一気に崩れたこと。オンライン授業が中心だったため、起きる時間も寝る時間もバラバラで、気づけば昼夜逆転。授業が終わると、部屋にあるテレビでNetflixを流し、そのままUberでご飯を頼む生活が当たり前になっていました📺🍔 「今日は頑張ったからいいよね」と自分に言い訳しながら、同じ毎日を繰り返していたと思います。
次に、「何もしたくない」という感覚です。友達に連絡を取るのも億劫で、外に出る理由を探すのがしんどい(そもそもロックダウンで出られないときもあったので…)。大学生なのに、何か新しいことを始める気力が湧いてこない。この状態が続いているのに、「ただの怠け」「甘え」だと思い込んでいました。さらに怖かったのは、自分の変化に慣れてしまっていたことです。体重が増えても、「ロックダウンだから仕方ない」。気分が落ち込んでも、「みんな同じ状況で当たり前だろう」と流してしまう。本当はSOSに近いサインが出ていたのに、それを“留学あるある”として片付けていた自分がいました。
でも、心が限界に近づくと、必ず小さな違和感が思わないところで積み重なります。朝起きた瞬間にどっと疲れていたり、「この生活、いつまで続くんだろう」と考えてしまったり。私の場合、それが一気に押し寄せたのが、前編で書いたあの頃でした。この章で一番伝えたいのは、メンタルが限界に近づくサインは、劇的なものではなく、とても日常的だということです。そして、それに気づけなかった自分を責める必要はまったくありません。
もし今これを読んでいるあなたが、「あれ、これ自分にも当てはまるかも」と少しでも感じたなら、それは弱さではなく、ちゃんと自分の心が声を上げている証拠です!次の章では、そんな状態だった私が、どうやって「助けを求める」という選択肢にたどり着いたのか、UQで実際に利用できたサポートとあわせてお話しします。
2. UQで実際に利用できたサポート(相談先・制度)
大学生活の中で、学業や生活リズムの変化、人間関係、孤独感…さまざまなストレスを感じることがありますよね。とくに、私の場合はオンライン授業が続いた影響で「自分だけ抜け落ちているのでは?」と感じる瞬間がありました。そんなときに思い出してほしいのが、クイーンズランド大学(UQ)が提供している公式のメンタルヘルスサポート制度です 🍀色々なサービスや取り組みがあるようなので、それぞれご紹介します!
① 10 回までの無料カウンセリング🎓
UQ に在籍している学生であれば、年間10 回まで無料で専門のカウンセラーと相談できるセッションを受けられます。これは対面・電話・Zoom など選べる形式で、勉強の不安やストレス、孤独感など幅広い問題を扱ってくれます。(参照元:UQ Counsellors)カウンセリングは守秘義務があり安心して話せるので、誰にも言えない気持ちを言葉にする練習にもなります。
② Wellbeingプログラム(グループサポート)
UQ では個別カウンセリングとは別に、Wellbeing プログラムも展開しています。例えば…
- Mindfulness(マインドフルネス)
- Art for Wellbeing(アートで自分と向き合う)
- Confidence Chats(自信を育てるグループ)
など、少人数で心の整理を促すセッションが多彩にあります。(参照元:Wellbeing Programs)
見たところ、これらは「一人で悩むのがしんどい…でもカウンセリングはちょっと大きすぎる」という人にも入りやすい形になっていて、仲間と一緒に取り組めるサポートです。自分のペースで参加できるので、留学生にとっても利用しやすい内容になっていると思います!
③ UQ With You(UQ学生カウンセラー)
3つ目は、School of Nursing, Midwifery and Social Workという学部において実際にUQで勉強している学生主体で運営される UQ With You というサービスがあります。これは最終学年のカウンセリング大学院生や修士課程の学生が担当し、無料で短期の相談を受けられるプログラムです。私が感じたのは、ほかのサービスと比べ誰にも気軽に話せない日々の不安や不調について、学生目線で友達に近いような感覚でオープンに話す場として活用できるのではと感じます。(参照元:UQ with you)
④ その他支援や危機対応
- UQ Counselling & Crisis Line:24 時間対応の相談窓口ももちろんあります!(緊急時でも連絡可能)
- メンタルヘルスワークショップ・リソース:定期的に、学生の心の健康を保つためのワークショップが開催されています
- 相談時の注意:症状が深刻な場合や専門的な医療が必要と判断された場合、大学外の医療機関を案内してもらえることもあるそうです
⇒利用のポイント(体験を踏まえて)
私が留学中に感じたのは、「まず誰かに話すこと自体が大きな一歩」ということでした。UQ のサポートは、学生としてアクセスしやすい形で整っているので、遠慮せず使う価値があると思います!たとえば…
✔ 友達にも言えない不安
✔ 朝起きるのがつらい日が続く
✔ オンライン授業で孤立してしまう感覚
こんな時は、一度カウンセリングの予約を入れてみるだけでもいいと思います🍃日本だと少しハードルが高いように感じますが、留学中に私の友人など周りでカウンセリングに通っている人は少なからずいました。なので、オーストラリアの方がよりオープンな印象を持ちました。また、Wellbeingプログラムなどのグループプログラムは「他の学生と関わるきっかけ」にもなる機会だと思うので、孤独感を和らげたい人にもおすすめです。友達やルームメイトとは違う、新しい“話せる場”が大学にはあると知るだけでも安心につながると思います!
3. 私が「ちゃんと助けを求めてよかった」と思えた瞬間
今振り返ると、あの頃の私は「限界だけど、まだ大丈夫なふり」をしていた気がします。実際、UQの公式カウンセリングサービスは一度も利用しませんでしたが、完全に一人で抱え込んでいたわけではありません。Scapeの学生寮で働くスタッフに、何気なく「最近ずっと気分が落ちている」と話したことがあります。すると、とても真剣に話を聞いてくれて、「それはおかしいことじゃないよ」「今の状況なら誰でもそうなる」と言ってくれました。その一言で、張り詰めていた気持ちが少し緩んだのを覚えています。また、教授の存在も大きかったです。課題が進まない理由を正直に伝えると、「完璧を目指さなくていい」「まずはここまでで大丈夫」と、課題への向き合い方そのものを一緒に整理してくれました📚
そこで感じたのは “できない自分”を責めるのではなく、“今の自分にできる形”を認めてもらえたことで、少しずつ前を向けるようになりました。
それでも今思うのは、カウンセリングや大学の公式サポートも、もっと早く使えばよかったということです。誰かに話すだけで楽になることもあるし、専門家だからこそ気づいてもらえるサインもあったはず。Scapeのスタッフや教授に助けられたからこそ、「選択肢は一つじゃなかった」と今は思えます。助けを求めることは、弱さではありません。あのとき小さくでも声を出したから、私は一人じゃないと気づけました。そしてそれが、少しずつ前に進むきっかけになったのです🌿
▶まとめ
いかがでしたでしょうか?留学中のメンタル不調は、特別な人だけに起こるものではなく、どんなに準備をしていても、誰にでも起こり得るものだと今では思います。私自身、当時は「これくらいで相談するのは弱いのかな」と感じていましたが、振り返ると、もっと早く専門的なサポートも含めて頼ってよかったと感じています。Scapeのスタッフや教授との会話は大きな支えになりましたが、大学のカウンセリングサービスも、心を守るための大切な選択肢のひとつです。もし今、同じように不安や孤独を感じている人がいたら、「一人で抱えなくていい」ということを是非心の片隅にでも覚えておいてほしいです🌱
この記事はSEKAIAの留学コンサルタント吹中(JAOS認定カウンセラー)が監修しています。
ライター:ジュンナ
高校生の時にアデレードの高校へ留学のため渡豪。
高校卒業後はクイーンズランド大学へ入学し、Bachelor of Artsの学位を取得。
SEKAIAにてオーストラリアの大学留学に役立つ情報を執筆中。
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1989年創業、35年以上の実績を持つ留学・海外研修の企画運営企業です。2025年11月1日に「株式会社ICCコンサルタンツ」より社名を変更いたしました。
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- 高校留学: オーストラリア・ニュージーランド・カナダへの正規高校留学。
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