G’day mate!皆さんこんにちは、オーストラリアに2021~2024年まで大学留学していたジュンナです🐨
留学生活の中で、日本と全然違うと感じたのが「洗濯・シャワーなどの水の使い方」に対する意識の違いでした。日本では“きれいに・きっちり”が当たり前だった私にとって、オーストラリアでの暮らしは驚きの連続。シャワーの時間、洗濯の頻度、ひとつとっても、「え、そんな感じでいいの?」と戸惑う場面が何度もありました。
でも暮らしていくうちに気づいたのは、それが“適当”なのではなく、環境や資源と向き合うオーストラリアなりの考え方だったということ。今回は、そんな私のリアルな体験をもとに、日本との違いを比較しながら「水」から見えるオーストラリアの生活スタイルについてお話ししていきます。これから留学を控えている方にとって、きっと役立つ“心の準備”になるはずです!
目次📌
1. 「シャワー長い!」と言われた日
オーストラリアに来て、思わぬところでカルチャーショックを受けた出来事があります。それは、シェアハウスで言われた一言。 「Hey, your shower was pretty long…」
最初は何のことか分からず、「え?そんなに長かったかな?」と頭の中がハテナだらけ。私にとっては、ごく普通のシャワー時間。日本にいた頃は10〜15分ほどお湯に浸かるようにして、1日の疲れを流すのが当たり前でした。でも、オーストラリアではその“普通”が、少し違っていたのです。留学前にエージェントからシャワーはなるべく短くするよう言われてはいたのですが、思ったよりもオーストラリアでは「水は限りある資源」という意識がとても強く、シャワーは5分以内が理想と言われている地域もあるほど。特に干ばつが多い国なので、水の使い方にはかなりシビアです。
ある日、いつも通りシャワーを浴びて部屋に戻ると、ホストマザーが少し申し訳なさそうに、でも優しくこう言ったんです。
「ジュンナ、シャワーどうだった?ちょっと長いと思う。実はね、オーストラリアではできるだけシャワー時間は短くするようにしてるの。水がすごく貴重だから次から短くできる?」と。
その言い方は決して怒っているわけではなく、「文化として知ってほしい」というニュアンスに近くて、私は素直に「そうなんだ…」と驚いたのを覚えています。
日本ではシャワーはリラックスする時間で、特に疲れた日は少し長めに浴びるのが当たり前。でもオーストラリアでは、それが“ちょっと長いね”と言われる感覚だったんです。
ホストマザーは、「この国は干ばつが多くてね、子どもの頃から水は大切にしなさいって教えられてきたのよ」と話してくれました。そして、「流しっぱなしにしないだけでも違うのよ」と、シャワー中にこまめにお湯を止める習慣についても教えてくれました。
そこから私は、シャワーの時間を意識するようになり、「今日はちょっと長かったかな?」と自然に考えるように。無理に我慢するというより、「大切な資源を使っている」という感覚が少しずつ身についていくようでした。
ある日、ホストマザーが「最近みんなが気をつけてるから、水道代が落ち着いてるのよ」と笑いながら話していて、その言葉を聞いたとき、水の節約はルールではなく“思いやり”なんだと感じました。環境のため、家計のため、そして未来のためにできる小さな行動。その一つがシャワー時間だったんです。日本では「いつでもたっぷり使えるもの」だった水が、オーストラリアでは「限りあるもの」に変わる。その意識の違いは、私の生活の中に静かに、でも確実に影響を与えていました。
2. 洗濯は毎日じゃない?オーストラリア流のリアルな生活スタイル
ホストファミリーとの生活で、もうひとつ驚いたのが「洗濯の頻度」でした。日本では汗をかいた服はその日のうちに洗う、タオルは毎日交換、という感覚が当たり前。でもオーストラリアでは、その”常識”が少し違っていたんです。
ある日、洗濯機を回そうとした私に、ホストマザーが「今日は急がなくてもいいんじゃない?」と優しく声をかけてくれました。「え、でも着たから洗わなきゃ…」と思っていた私に、「こっちは毎日洗濯する人の方が少ないかもね」と教えてくれたのです。
後から知ったのですが、オーストラリアでは洗濯は“まとめて週に2〜3回”が一般的。水道代や電気代を抑えるためという理由もありますが、それ以上に「まだ着られるものは着る」という感覚が自然に根付いているように私は感じました。特に印象的だったのが、「ちょっと着ただけの服はすぐ洗わない」という考え方。Tシャツやジーンズも、汚れていなければ数回着てから洗うのが普通。「ニオイがしなければOK」という判断基準も、日本人の私にとってはびっくりでしたが、新鮮でした(笑)
そして、もうひとつ日本との違いを感じたのが「洗濯洗剤」でした。スーパーの洗剤コーナーに行くと、まず驚くのがそのサイズ感! ボトルも箱もとにかく大きく、まるで業務用のような見た目のものがずらりと並んでいます。
オーストラリアで主に使われている洗濯洗剤は、以下の3タイプが主流です。
まず定番なのが【液体洗剤】
日本と同じように使いやすく、香りの種類も豊富です。特に人気なのは
- Omo(オモ)
- Cold Power(コールドパワー)
- Biozet Attack(バイオゼット アタック)
など。有名ブランドが多く、「Cold Wash(冷水洗い)専用」と書かれているものが多いのも特徴です。オーストラリアでは電気代節約と環境配慮のため、冷水で洗濯するのが一般的なので、洗剤もそれに対応しています。
次に多いのが【粉末洗剤】
日本ではあまり見かけなくなりましたが、こちらでは今も根強い人気。大容量でコスパが良く、ファミリー世帯に好まれている印象でした。ただし、溶け残りが出やすいため、水量や入れ方には少しコツが必要です。
そして最近増えているのが【カプセル型(Pods)】
洗濯槽にポンと入れるだけのタイプで、量を測る必要がなくとても便利。初めて見たときは「これお菓子みたいで子どもは間違って食べちゃいそう…」と少し驚きましたが、忙しい人にはかなり人気です。日本でも最近Attackなどよく見かけますね!
さらに日本と違うと感じたのは「香りの強さ」。
オーストラリアの洗剤は、ふんわりどころか“しっかり香る”タイプが多く、洗濯物を取り込んだ瞬間に「海外の香り!」と感じるほど。最初は少し強く感じましたが、慣れるとそれも心地よく感じるようになりました。また、敏感肌向けの「無香料タイプ」や「エコ洗剤」も豊富で、 “環境にやさしい” “ナチュラル成分” を重視する人が多いのも特徴です。
ホストマザーも「川に流れても負担の少ない洗剤の方が安心よね」と言っており、洗剤選びひとつにも価値観の違いを感じました。こうして振り返ると、洗濯はただの家事ではなく、その国のライフスタイルや考え方が反映される文化なんだなと実感します。量も香りも、洗い方も、日本とは違うけれど、そこには「効率」と「自然とのバランス」を大切にするオーストラリアらしさが詰まっているように感じました🫧
3. 日本との違いから見えた“環境への向き合い方”
オーストラリアでの生活を通して強く感じたのは、日本と比べて「水や資源に対する意識」が生活の隅々まで浸透しているということです。シャワーの時間や洗濯の頻度だけでなく、洗剤の選び方や使い方まで、すべてが環境への配慮と結びついていました。
日本では「きれいにすること」や「清潔さ」が優先されがちで、水の使用量や電気代を気にせずに日常を過ごすことも多いですよね。しかしオーストラリアでは、水は「限りある資源」という前提があり、その中でいかに効率よく生活するかが重要視されます。
たとえばシャワーは、ただ短くすることが目的ではなく、「必要な分だけの水を使い、余計な浪費を避ける」という意識の表れです。流しっぱなしを避ける、まだ着られる服は無理に洗わず使い回す、冷水洗いを基本にする――こうした習慣は、単にルールとしてではなく、日々の小さな行動を通して自然や社会への思いやりを育む仕組みになっています。
洗剤選びにも同じ考え方が見られます。香りや洗浄力だけでなく、「環境にやさしい成分か」「川や土壌に影響が少ないか」という点が重要で、家庭の選択が自然への負荷を軽減することに直結しているのです。
私自身、日本の「清潔・便利第一」の価値観で育ってきたため、最初は戸惑うことも多くありました。でも、オーストラリアの生活に慣れていく中で気づいたのは、これらの習慣は決して“面倒くさいルール”ではなく、生活の質を下げずに自然を守る工夫だということ。日々の小さな意識の積み重ねが、自分だけでなく家族や未来の環境にもつながる。その感覚は、日本にいた頃にはほとんど意識していなかった「資源のありがたさ」を改めて教えてくれました。
オーストラリアでの経験は、環境と自分たちの生活が密接に結びついていることを肌で感じる貴重な機会でした。水や洗剤、電気の使い方ひとつをとっても、「便利さや快適さ」と「環境への配慮」をどう両立させるか、という考え方のヒントが見えてきます。日本に帰国した今でも、無意識にシャワーの時間を気にしたり、洗濯の回数をまとめたりする自分に気づくことがあります。それは単なる習慣ではなく、環境と向き合う意識が自然に根付いた証拠なのだと感じます。
▶まとめ
いかがでしたでしょうか?オーストラリアでは、水や洗濯の習慣ひとつにしても、生活と環境への配慮が深く結びついていました。シャワーの時間や洗濯の頻度、洗剤選びに至るまで、すべてが「限りある資源を大切にする」文化の表れです。便利さや清潔さと環境意識を両立させるオーストラリア流の生活は、日本では気づきにくい資源のありがたさを教えてくれる、貴重な体験でした。
これから留学される人や現在している人にとっても、日々のちょっとした意識や工夫が自然や周りへの思いやりにつながることを知っておくと、より充実した留学生活になるはずです!
この記事はSEKAIAの留学コンサルタント吹中(JAOS認定カウンセラー)が監修しています。
ライター:ジュンナ
高校生の時にアデレードの高校へ留学のため渡豪。
高校卒業後はクイーンズランド大学へ入学し、Bachelor of Artsの学位を取得。
SEKAIAにてオーストラリアの大学留学に役立つ情報を執筆中。
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1989年創業、35年以上の実績を持つ留学・海外研修の企画運営企業です。2025年11月1日に「株式会社ICCコンサルタンツ」より社名を変更いたしました。
【主要プログラム】
- 大学・大学院進学: オーストラリア大学出願センター運営、マレーシア大学進学など。
- 高校留学: オーストラリア・ニュージーランド・カナダへの正規高校留学。
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- AIP(エアライン留学): 航空業界を目指すための専門留学プログラム。
- 海外から日本への留学: 日本でのキャリア構築の為、海外学生・社会人向けに「Internship in Japan」を運営。
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